太陽光監視システムとは? 必要性・メリット・選び方をわかりやすく解説 | 太陽光 | 再生可能エネルギー | 株式会社グッド・エナジー

太陽光監視システムとは? 必要性・メリット・選び方をわかりやすく解説

太陽光監視システムとは? 必要性・メリット・選び方をわかりやすく解説

太陽光発電は、設置すれば終わりという設備ではありません。発電量の低下や設備トラブルに気づくのが遅れると、本来得られる売電収入を知らないうちに失うおそれがあります。

本記事では、太陽光発電における監視システムの役割や必要性、導入メリット、選び方のポイントをわかりやすく解説します。太陽光発電投資を検討している方は、長期的に安定した運用を行うための判断材料として、ぜひご活用ください。

太陽光発電における監視システムとは何か

太陽光発電における監視システムについて、まず全体像を整理します。次に、監視システムの基本的な仕組みと、どこまでの範囲を把握できるのかを順を追って解説します。

太陽光発電の監視システムとは

太陽光発電の監視システムは、発電量の「見える化」と「異常検知」の2点が主な機能です。発電量や機器の動作状況をリアルタイムで数値やグラフとして確認できるため、日々の発電効率を把握しやすくなります。

また、発電量の急激な低下や機器停止などの異常を検出すると、メールなどの通知機能によって速やかな対応が可能です。監視システムを導入することで、異変に早く気づき売電ロスや故障の長期化を防げるため、太陽光発電で安定した運用と収益確保を支える重要な設備といえます。

遠隔監視のカバー範囲

遠隔監視システムが把握できる範囲は、発電量の数値の把握だけにとどまりません。パワコンの稼働状況、異常や停止の有無まで確認できるため、設備全体の状態を把握できます。

また、最新の遠隔監視システムでは、気象センサーと連動しパフォーマンスの妥当性まで診断可能になり、異常が起こった場合には瞬時にアラートを事業者に送ることができるようになりました。駆けつけサービスも併用すれば、安心して太陽光発電投資に参入できます。

太陽光発電に監視システムが必要な理由

太陽光発電投資を行う場合、遠隔監視システムの導入は必要不可欠と言ってよいでしょう。必要な理由は、「異常に早く気づく」「遠隔地の太陽光発電所の管理」の2点に絞られます。それぞれ解説します。

異常に早期に気づくため

太陽光発電設備が故障する主な原因には、台風や落雷などの自然災害、鳥のフン付着やケーブル損傷といった鳥獣被害、そして機器の内部故障があります。売電明細は月に一度の確認となるため、明細送付の一ヶ月前に異常が発生すると、その期間の売電収入を得られません

一方、監視システムを導入していれば、発電停止や出力低下を検知した時点でアラート通知が届きます。異常を早期に把握できる点は大きなメリットであり、売電ロスの抑制につながります。

遠隔地の発電所管理を効率化するため

多くの太陽光発電所は、オーナーの居住地から離れた場所に設置されるケースが一般的です。そのため、現地確認を前提とした管理では、時間や移動コストがかかります。

遠隔監視システムを活用すれば、PCやスマートフォンから発電量や設備の稼働状況をいつでも確認できます。複数の発電所を保有している場合でも、同じ監視装置を使用していれば一度のログインでまとめてオンライン管理でき、遠隔地の発電所管理を効率化できるでしょう。

太陽光監視システムの主な種類

太陽光監視システムには、監視の範囲によっていくつかの種類があります。ここでは、PCS(パワコン)監視型とモジュール監視型について、それぞれの特徴や違いを整理します。

PCS(パワコン)の運転監視

PCS(パワコン)の運転監視は、太陽光監視システムの中でも最も標準的で重要な項目です。発電出力や稼働状態、電圧・電流などのデータを取得でき、設備の状態を常時把握できます。

エラーコードを検知すると、過電圧や通信異常などの内容を判別できるため、故障箇所の特定が容易になります。早期対応につながる点は、安定運用を支える大きなメリットでしょう。

ただし、監視装置でエラーコードまで表示される機種はかなり限られており、基本的には現地のPCSに表示されているエラーコードで対応します。監視装置でのエラーコード表示は信頼性に欠ける部分があるため、正確な故障箇所の特定には現地確認が不可欠です。

エラーコード内容
E1系列(E1-0、E1-1など)系統関連の障害
E2系列(E2-1、E2-3など)直流電圧の障害
E3系列(E3-1、E3-2、E3-3、E3-4)温度異常
E4系列(E4-2、E4-3など)制御系の障害
E5系列(E5-1、E5-3など)通信系の障害

太陽光モジュールのストリング単位での監視

ストリングとは、複数枚の太陽光モジュールを直列に接続した回路単位です。ストリング単位で監視を行うと、各回路ごとの発電量や電流値を正確かつ瞬時に把握できます。数値を比較することで、影や汚れ、経年劣化による微小な不調も見つけやすくなるでしょう。

PCS全体の監視よりも詳細な異常検知が可能となり、原因の切り分けや保守対応の効率化につながります。しかし、ストリング単位での監視ができる機種はかなり限られており、当社管理でもほとんどストリング単位での監視はできないものになっています。

遠隔監視システムの導入費用

遠隔監視システムは、太陽光発電を安定して運用するうえで欠かせない仕組みです。ここでは、初期費用と月額費用のポイントをわかりやすく解説します。

初期費用

遠隔監視システムの初期費用は、一般的に10万円から30万円程度が目安です。費用には、監視装置本体や通信機器、初期設定作業などが含まれます。

なお、3G回線を利用している設備では、2026年3月の回線終了により監視機能が使えなくなります。この場合は4G対応機器への更新が必要です。

当社で施工する場合の目安

エコめがね:施工費約5~8万円 部材費0円

SmartPV:施工費+部材=約30万円

当社での施工は都度見積でご案内しています。

月額費用

遠隔監視システムの月額費用は、運用維持にかかるランニングコストとして数千円から数万円程度が一般的です。月額費用の中には、通信費やサーバー利用料、監視データの管理費などが含まれます。

遠隔監視システムは、運営会社によっては多彩なオプションが用意されていますが、オプション追加により追加料金が発生する場合があります。必要な機能を見極め、無理のない範囲で選ぶことが大切です。

後悔しない太陽光監視システムの選定ポイント

太陽光監視システムは種類や機能が多く、価格差もあります。目的に合わないシステムを選ぶと、費用対効果を実感しにくくなるでしょう。ここでは、導入後に後悔しないために押さえておきたい選定の考え方を整理します。

運用目的を整理し、必要な機能を洗い出す

太陽光監視システムを選ぶ際は、まず運用目的を整理し、必要な機能を明確にすることが重要です。発電が止まっていないかを確認するだけであれば、発電量の「見える化」や基本的な異常検知ができる安価なシステムで十分でしょう。

日々のデータ分析やO&M(運用管理・保守点検)を効率化したい場合は、パワコンごとの詳細データ取得やストリング監視機能が必要です。必要な機能を洗い出し比較検討することで、費用対効果の高い太陽光監視システムを導入できます。

既存設備・機器との連携可否をチェックする

太陽光監視システムを導入する際は、既存設備や機器との連携可否を事前に確認することが重要です。メーカーによっては、特定の監視装置と接続できなかったり、追加の通信アダプターが必要になったりする場合があります。

また、業界標準の通信プロトコルである「SunSpec」に対応しているかどうかも、一つの判断基準となります。SunSpec対応の可否については、お使いの機器メーカーへ直接お問い合わせいただくことをお勧めします。さらに、3G回線終了に伴い、LTE(4G)回線への切り替えに対応した機器かどうかも確認が必要です。

サポート内容とセキュリティ対策を確認する

太陽光発電は20年以上の長期運用を前提とする設備であるため、メーカーのサポート体制は重要です。機器交換保証の期間や通信が途切れた際に、電話で相談できる体制があるかを確認しておきましょう。

また、遠隔監視システムはインターネットに接続する以上、サイバー攻撃や不正アクセスへの対策も欠かせません。通信の暗号化や不正なアクセスを自動的に遮断するなど、セキュリティ対策の内容を事前に把握することで、安心して長期運用ができます。

実際の利用実績や第三者の評価を参考にする

太陽光監視システムを選ぶ際はカタログスペックだけでなく、実際の導入実績数やユーザーの評価を確認することが重要です。特に、規模や立地条件が近い発電所での導入事例は、運用イメージを具体化するうえで参考になります。

また、利用者の声や評価が一定数ある場合は、実務面での安心感につながりやすいでしょう。信頼性の高いシステムを選ぶことは、サービス終了やサポート縮小のリスク回避にも役立ちます。

よくある質問

太陽光監視システムの運用にあたっては、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、後付けの可否や費用、保守との関係など、よくある質問を中心に整理します。

監視システムは後付けできる?

太陽光監視システムは、発電所の設置後でも導入できます。CTセンサー方式であれば、既存設備の構成を大きく変えずに取り付けやすいでしょう。

パワコン通信方式は詳細なデータ取得が可能ですが、既存のパワコンがその監視装置に対応しているか事前確認が不可欠です。近年は3G回線終了に伴い、古い監視装置を最新の4G対応モデルへ後付けで交換する動きも見られます。

契約更新や通信費はかかる?

太陽光監視システムを継続して利用するには、継続的な通信費とシステム利用料が発生します。支払い方法は、月額払いと一括払い、年払い対応(メーカーによる)があります。

長期運用を前提とする場合は、一括払いの方がトータルコストを抑えられるケースもあるため、導入前に費用をシミュレーションしておくことが重要です。

遠隔監視だけで保守は十分?

遠隔監視だけで太陽光発電設備の保守が完結するわけではありません。監視システムは発電停止や出力低下などの異常を検知するためのツールであり、パネルの汚れなどの物理的な不具合を直接確認することは困難です。

配線の異常過熱、太陽光パネルや架台の破損、ボルトの緩みなどは現地点検をしなければ発見できません。安定運用には、遠隔監視と定期的な現地保守を組み合わせることが重要です。

まとめ:太陽光監視システムは安定運用に欠かせない

本記事では、太陽光監視システムの役割、種類、費用、選び方まで整理しました。遠隔監視は発電状況の見える化と異常検知で売電ロスを抑え、安定運用の要になります。

グッド・エナジーは発電状況のリアルタイム監視に加え、異常時の連絡、緊急駆け付け、除草、機器点検などのO&Mにも対応しています。グッド・エナジーは、多数の太陽光発電所の買取と販売を手掛け、累計500件以上の買取実績を有しています。

太陽光発電所の設置・監視・保守・更新まで、目的に応じたプラン提案が可能です。太陽光発電の安定した収益を目指すなら、まずはグッド・エナジーへご相談ください。

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