太陽光発電投資のメリットデメリットは?実際に収益化できるのかを徹底解説 | 太陽光 | 再生可能エネルギー | 株式会社グッド・エナジー

太陽光発電投資のメリットデメリットは?実際に収益化できるのかを徹底解説

太陽光発電投資のメリットデメリットは?実際に収益化できるのかを徹底解説

太陽光発電所への投資は、世界的に注目されているエネルギー投資です。

長期間の投資になるため、メリットや注意点を考慮して事業を始めることが重要です。

本記事では、以下の項目について解説を進めます。

  • 太陽光発電所への投資メリット
  • 太陽光発電所への投資で失敗したり後悔する事例
  • 中古太陽光発電所が選ばれる理由

太陽光発電の投資を始めるか検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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太陽光発電投資で利益を出す仕組み

太陽光発電の投資で利益を出す仕組みを解説します。

太陽光発電所は大きく2つの種類に分類が可能になり、産業用・住宅用です。

以下の表で違いを確認しましょう。

産業用住宅用
発電出力10㎾以上10㎾未満
FIT期間(固定買取価格期間)20年10年

太陽光発電所は、個人でも参入できるハードルの低さがポイントになります。

以下に、個人でも参入できる理由をまとめました。

  1. 長期間で節税・収益が見込める
  2. FIT制度により、買取価格が保証されている

株式投資・不動産投資は「世界経済情勢やユーザーのニーズ」により、収益が悪化する懸念があります。

太陽光発電所は、FIT制度により固定買取価格と期間が保証されているので上記のようなリスクを軽減できます。

太陽光発電投資のメリット

太陽光発電投資のメリットについて、4つのポイントで解説を進めます。

長期間(20年間)の安定収益

太陽光発電所から発電した電力は、FIT制度(固定買取価格)により、20年間買取価格が固定されます。

FIT制度とは、2012年に再生可能エネルギーの普及を広めるために発足した制度です。

FIT制度が適用された太陽光発電所には、どのようなメリットがあるのか?以下にまとめました。

  • 長期間にわたり売電収益を得ることが可能
  • 発電した電力を自家消費に使用できる

FIT制度が適用されると、FIT制度期間内の買取価格は保証されます。

導入する際には、初期投資費用・撤去費用・維持管理費用なども合わせて検討を進めましょう

減価償却による節税効果

太陽光発電所への投資は、減価償却による節税効果があります。

減価償却とは、固定資産(太陽光発電所)を長期間使用するにあたって、毎年の経費(固定費)として計上することが可能な方法です。

節税目的で、太陽光発電所への投資を始める事業者も数多く存在します。

以下に、具体的な節税方法をまとめました。

  • メンテナンス費用の経費計上
  • 消耗品の経費計上
  • 各種光熱費の経費計上
  • 各種機器の減価償却費用の経費計上

他にも経費計上できる出費が存在します。

必ず確認を行いましょう。

他の投資と比較して管理しやすい

太陽光発電所の投資は、他の投資と比べて管理しやすいのが特徴です。

例えば株式投資の場合、流行りの市場ニーズや世界情勢に大きく影響される可能性があります。

資金が集まるファンドは、好調な時は基準価格も上がり配当金も増配されたりしますが、世界情勢の悪化で減配なども実施され、リスク管理が必要です。

太陽光発電所の場合、市場ニーズや世界情勢に影響されにくいインフラ分野のため、大きな資産価値低下リスクが低くなります

1人で複数基所有する事業者も存在し、安定した投資先として人気です。

環境貢献・社会的意義が高い

太陽光発電所への投資は、環境貢献・社会的意義が高いのが特徴です。

太陽光発電所は、化石燃料を使用しないので、二酸化炭素(CO2)を排出しません。

企業が導入した場合は、ホームページ等で環境配慮への取り組みを発信することが可能です。

SDGs7番目の「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」という持続可能な目標に一番近い投資先として人気があります。

太陽光発電投資のデメリット

続いて、太陽光発電のデメリットに関して解説を進めます。

初期投資額の大きさ

太陽光発電所への投資は、まとまった初期費用が必要です。

産業用低圧(50kW未満)の場合は、初期投資費用の相場は、以下のようになります。

国産メーカー海外メーカー
1,500~2,000万円1,500万円前後

投資費用には、以下のような項目が含まれています。

  • 土木工事
  • 基礎工事
  • 太陽光パネル設置工事
  • 電気工事
  • 受変電設備据付工事

設置する環境によって費用が変動する可能性があります。

企業に相見積もりを取るなど、初期投資費用を節約することもポイントです。

自然災害や天候に左右される収益

太陽光発電所は、自然災害・天候により収益が大きく左右されます。

自然災害の影響を受けると、以下のようなリスクがあります。

  • 発電量の低下
  • 太陽光パネルの破損・損傷
  • 浸水により機器故障
  • 水害による排水系統の故障

太陽光発電所が最大出力を発揮できるのは、「日射量・気温・パネル表面の温度」が整った時です。

日頃より、以下のようなメンテナンスを行い、リスク管理をしておきましょう。

  • 定期的なメンテナンス
  • 水害対策工事
  • 排水対策工事
  • 地盤改良工事
  • モニタリングサービス等の活用

出力抑制リスクとその対策

太陽光発電所は、出力制御を受ける可能性があります。

出力制御とは、全国的に行われており電力の需要と供給のバランスが崩れた時に、供給側の電力を一部電力会社により制御することです。

出力制御がかかると、発電した電力は売電が行えず収益になりません。

発電した電力が無駄になる可能性があり、事業者としてリスク対策が必要です。

以下に、出力制御のリスク対策をまとめました。

  • 出力制御保険の活用
  • 蓄電池の導入

電力会社の優先給電ルールにより、太陽光発電所は「5番目」となっています。

すぐに出力制御にかかる可能性は低いですが、収益を悪化させる可能性もあるので、上記の対策を行いましょう。

FIT終了後(20年後)の出口戦略

FIT(固定価格買取制度)終了後の出口戦略を検討することが重要です。

FIT終了後は、事業の継続・中止を選択する必要があります

また、固定買取価格は減少する可能性があります

以下に、太陽光発電所の主な出口戦略をまとめました。

  • 継続して売電する
  • 中古太陽光発電所として売却
  • 他の事業者にリースする
  • 自家消費型の発電所にする

FIT終了後は自家消費に変更する企業も多く、事業者にとって最善の方法を模索することが重要です。

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実際にかかる費用とシミュレーション例

実際に必要な投資費用と、投資回収シミュレーションを見ていきましょう。

以下に、産業用低圧(50kW未満)のシュミレーションをまとめています。

初期投資費用(イニシャルコスト)1,000万円
年間売電収益122万円
維持管理費(ランニングコスト)15万円/年
投資回収期間9.3年
※産業用低圧太陽光発電所(発電容量:25㎾)を想定

初期投資費用以外に、設備の維持管理費を考慮することが重要です。

今回(産業用低圧を想定)では、維持管理費の相場を年間15万円と仮定し、『年間売電収益 – 維持管理費』を計算しています。

上記はあくまでもシミュレーションのため、事業の予定地や太陽光パネルの設置環境で費用が変動することに注意しましょう。

太陽光発電投資でよくある失敗や後悔

以下のような理由で太陽光発電の投資を後悔する事業者がいます。

  • 追加の工事費用が発生する
  • 発電設備の景観

太陽光発電所は、追加工事が発生すると、その部分の工事だけでなく「停電工事・電源隔離工事」が必ず発生します

思わぬ追加費用に悩む可能性があります。

また、景観が悪く見えるなどの理由から、外観のフェンスの再塗装を希望するケースがあります。設備周辺の雑草を放置した場合は、近所からクレームが入り、予期せぬトラブルに発展するリスクがあるので注意しましょう。

個人が太陽光発電投資をするリスク

個人が太陽光発電所への投資をする場合、以下のようなリスクがあります。

  • メンテナンス費用がかさむ
  • 副業としての会社への規則違反

メンテナンス費用を抑えるためには、業者と相談して必要(重要)な箇所のメンテナンスを実施することが重要です。

また、副業として太陽光発電投資を行い、年間の売電収入が20万円を超える場合は確定申告が必要です。

副業を禁止している会社もあるため、事前に確認を行うことが重要です。

上記のようなリスクは存在しますが、約20年間の買取価格が保証されている投資先は太陽光発電所のみです。

太陽光発電投資は、事前に目的を決めることが重要になります。

投資で失敗しないための業者選びのポイント

太陽光発電所への投資で失敗しないための業者選びのポイントを解説します。

以下に、業者選びのポイントをまとめました。

  • 実績が豊富
  • 口コミが良い
  • 旧官庁施工実績がある
  • 各メーカーへのアクセスが可能
  • 営業と工事部門で部署が分かれている

上記のポイントで注目する部分は「旧官庁施工実績」と「営業と工事部門が他部署」です。

旧官庁工事は、工事実績が無いと入札に参加できず、下請けとして請け負った際にも施工体制台帳と呼ばれる体制表の提出が必要になります。

営業と工事部が同じ場合、営業→見積り→現場施工と担当者の業務が多く、しっかりとした品質施工に欠ける恐れがあり、担当者が1物件に集中できない環境です。

担当者で品質は変わるので、上記ポイントも参照ください。

グッド・エナジーの中古太陽光投資が選ばれる理由

グッド・エナジーでは、中古太陽光発電の販売事業を行っています。弊社の太陽光発電を選ぶメリットを紹介します。

中古物件の豊富な販売実績で安心

太陽光発電所の中古物件(セカンダリー市場)は、年々拡大をしています。

中古物件は、以下の点に関して優れており、導入を検討している場合は確認を進めましょう。

  • 発電実績が明示されている
  • メンテナンス録が付帯されている
  • 部品交換時期が明確になっている
  • 新設より投資資金が抑えられる

中古物件の場合、「発電量と実績」が明確になっていることが大きなポイントです。

予定している事業資金と中古物件の金額を照らし合わせ、資金計画を検討する際にも有効となります。

高利回り物件を厳選して紹介

グッド・エナジーでは、高利回りの物件を紹介可能です。

FIT取得年度が古い太陽光発電所ほど、FIT取得単価が高くなり売電収益は増加します

グッド・エナジーの場合、残FIT年数から予測できる収益を購入者に伝えることができ、安心して投資できる環境をご提供しています。

手厚いサポート

グッド・エナジーでは、以下のような手厚いサポートを用意しています。

  • 除草サービス
  • 機器点検サービス
  • 駆けつけサービス
  • モニタリングサービス

太陽光発電所にトラブルが発生した場合、素人では解決は困難になります。

グッド・エナジーでは、電気に精通したスタッフが「駆けつけサービス・モニタリングサービス」を行っており、多角的方面から状況を報告することが可能です。

また弊社では、過去の発電実績などを丁寧に確認したうえで、専門のスタッフが現地をチェックし、不具合があればしっかり修理・整備した後に物件のご案内をしています

導入後に安心して発電できるよう、事前の確認・対応を徹底しています。

ご興味をお持ちいただけましたら、現在弊社で保有している物件情報をご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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中古太陽光発電の物件情報

安定した収益を目指すなら、物件選びがカギとなります。ここではグッド・エナジーが厳選した、高利回りかつ実績ある中古太陽光発電物件を3件ご紹介します。

茨城県つくば市 発電所

利回り価格容量売電単価連系日
8.87%20,980,000円41.8kW32円2015年9月17日

埼玉県熊谷市 発電所

利回り価格容量売電単価連系日
8.95%79,545,000円166.5kW21円2018年8月27日

埼玉県羽生市 発電所

利回り価格容量売電単価連系日
8.92%29,315,000円49.5kW21円2018年12月18日

まとめ:太陽光発電投資は物件選定とパートナー選定が重要

本記事では、「太陽光発電所への投資」について解説を進めました。

太陽光発電所への投資は、長期間に渡って「節税効果と売電収益」が見込めます。

一方で、リスクもあるので、事前に内容を把握しておくことが重要です。

長期間の投資になるので、目先の収益だけでなく、中長期的に見たメリットとリスク許容度を確認しましょう。

グッド・エナジーは、太陽光発電所の買取や販売、メンテナンスを行なっている企業です。太陽光発電投資を検討している方は、お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

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